株式会社Rememberの取り組みについて

株式会社Remember代表・前川航太朗からの情報発信です。

事業①:障害福祉サービス部門「ココカラ」

Rememberでは、以下の3つの事業を行っています。

 

障害福祉サービス部門「ココカラ」

② 農業部門「ココカラファーム」

③ コミュニティ部門 ※2018年度から少しずつ活動開始予定

 

3つの事業はすべて関連性があります。

今回のブログでは、①の「ココカラ」についてお伝えします。

 

※なお、今回のブログでは、

あくまで考え方や取り組みなどのソフト面についてお伝えしています。

扱っている障害福祉サービス種類、福祉制度の手続きなどについては、

お手数ですが、株式会社Rememberのホームページをご参照ください。

   

◇◇◇

<ココカラの概要>

 

ココカラで行っていることは、

人間的成長のために必要な「土台づくり」だと私たちは考えます。

 

前回のブログ「会社活動を行う理由と背景」でお伝えしたように、

ココカラでは、「生きにくさ」を感じて生きている方に対して

必要な「環境づくりと「支援アプローチを行っています。

 

この「環境づくり」と「支援アプローチ」をきちんと行うことが重要です。

以下では、それぞれの特徴を簡単に説明したいと思います。

 

なお、以下でお伝えしている各特徴の詳細については

必要に応じて随時ブログで更新していきます。

今回の記事では、あくまで概略のみお伝えします。

 

◇◇◇

 <ココカラの「環境づくり」の特徴>

 

ココカラの環境づくりの特徴は主に以下の7つです。

 

1. 「人間関係8つのルール」を設けています。

 

①否定しない ②抑圧しない ③強制しない ④差別しない

⑤比較しない ⑥放置しない ⑦孤立させない ⑧怒りを相手にむけない

 

このルールを、スタッフ、メンバー共になるべく守っていくことで、

優しさと思いやりに溢れた、温かみのある人間関係」を

構築していくことを目指しています。

 

2.  非効率主義。

 

徹底した非効率主義を採用しています。

Rememberは関わるすべての方の人間的成長のための場です。

 

人間的成長を効率的に行うことは不可能であり、

非効率のスタンスを取った方が結果的に成長に繋がることが多いためです。

 

また、効率主義を採用することは、

それに対応できない人を追い詰めることになってしまうためです。

 

3.  非完璧主義。

 

完璧主義は、人間本来の生き方に反しています。

完璧なのは神様や宇宙の絶対法則だけだと思います。

 

私たち人間が完璧主義を目指そうとすればするほど、

結局はそれを達成することができないために、

どんどん辛く苦しんだり、自己否定に陥ってしまうためです。

 

4.  対症療法でない、根本からの問題解決を目指しています。

 

いくら医療機関に通って、薬を飲み続けていても、

それは、対症療法に過ぎないために、

心の病気は改善しないばかりか、薬の副作用で悪化し続けます。

 

私たちは、意識(心)の在り方や使い方を学び合うことによって、

根本的に心の病を回復していく方針を取っています。

 

精神的な病気や、心に闇を抱えている方たちも、

幼少期や小学生の頃にはそうではなかったはずです。

 

私たちは「元に戻していく」というスタンスで、

精神的な病気や心の闇を取り除いていくことを目指しています。

 

5.  ワクワク感・意欲を何より尊重します。

 

病気になっている、元気が出ないという人は、

単純にエネルギーが枯渇・不足している状態と言えます。

 

エネルギーを補充するためには、

「本当の自分らしさ」を大切にして、

内側から湧き上がってくるワクワク感や意欲を尊重し、

それを実行に移すことが何より重要だと考えています。

 

ココカラでは、思い切って様々なことを「表現」してもらっています。

音楽活動、アートなどの芸術、農業などで、各自が表現することによって、

皆がにエネルギーに溢れて、元気になっていきます。

 

6.  人生それぞれ、人それぞれ。ジャッジしない。

 

私たちは皆が異なる個性を持って生まれているのだから、

人生それぞれ、人それぞれで良いと思います。

他人の人生に善悪の判断をつけることは、傲慢なことだと思います。

 

自分の考え方が未熟で偏っているかもしれないのに、

他人様の生き方をジャッジ(判断)することはできません。

 

7. 「ココカラファーム」による雇用の創出を行っています。

 

ココカラに来て、本気で成長したいと頑張っている人たちは、

例外なく、立派な働き手にまで成長していきます。

 

しかしながら、社会には偏見があり、ひきこもり歴や障害歴があるだけで、

雇ってもらえないということが、本当に多く見受けられます。

 

また、障害者雇用を行っている企業でも、

彼らの「人間性」を尊重するのではなく、

障害者雇用率達成のための数字としてしか見てくれない

企業さんはかなり多いというのが実情です。

 

このため、私たちは、

ココカラに集まって来てくれたメンバーたちの力を集めて、

きちんと雇用し事業化することを目的として、

農業部門「ココカラファーム」を立ち上げています。

 

※「ココカラファーム」については、次回ブログで詳細を説明します。

 

◇◇◇

<ココカラの「支援アプローチ」の特徴>

 

ココカラの支援アプローチの特徴は主に以下のです。

 

1. 意欲の「種」を見極めて、必要があれば助言する。

 

意欲を尊重することは大切なことですが、

その意欲の種を見極めることが、支援アプローチでは何より重要です。

 

意欲が、社会や周りの人からの強いプレッシャーや、

他者との比較、心配、焦り、不安などの

ネガティブな要因が意欲の源泉である場合は、注意が必要です。

 

逆に、意欲の源泉が、ワクワク感、喜び、純粋な興味、使命感などの

ポジティブな要因が意欲の源泉である場合は、それを伸ばします。

 

バラの種からは、バラの花が咲き、

向日葵の種からは、向日葵の花が必ず咲くように、

 

不安や心配の種からは、

不安や心配の花が咲き、

 

ワクワク感や喜びの種からは、

さらにワクワク感や喜びをさらに感じることのできる花が咲きます。

 

これは自然の法則であり、宇宙の絶対真理だと思います。 

 

2 . 支援する側はエゴを出さないことに努める。

 

支援する側で一番重要なことは、

支援する側が自分のエゴを出さない、ということだと思います。

 

これはどういうことかと言いますと、

「こうなってほしい」「こうしてほしい」というような、

支援する側の都合や欲をによって支援してはいけないということです。

 

相手の幸福や成長を願ったり、祈ることはとても大切なことです。

私自身も、いつもスタッフ、メンバーの幸福と成長を願って祈っています。

 

でも、支援する側の都合や判断、考え方によって、

相手の人生を思い通りにしようとしてはいけないと思います。

これは、抑圧や強制になってしまうからです。

 

成長するスピードが、早い人もいれば遅い人もいます。

就職することが目的の人もいれば、病気の根本解決が目的の人もいます。

 

人それぞれなのです。それで良いのだと思います。

とにかく、支援する側はエゴを出してはいけないのです。

相手の成長をただ温かく見守ることが重要なのだと思います。

 

支援側がエゴを出さないアプローチは、

相手の幸福を心から願っているからこそできるものなのです。

 

 3. メンバーの見本として「出し切る」ことを心がけています。

 

Rememberの社員には「8つの行動指針」があります。

①明朗 ②愛和 ③素直 ④柔和 ⑤即行 ⑥改善 ⑦信念 ⑧感謝

 

この8つの行動指針に基づいて、

スタッフ(支援員)一人ひとりが「出し切る」ことに心がけています。

 

出し切るとは、

できることはすべてやる、成せる善はすべて成す、ということです。

 

例えば、「明朗」について説明すると、

一日を通して、明るく朗らかに、穏やかな表情を保つことを徹底しています。

 

明るく朗らかな声や雰囲気、穏やかな表情などは、

自分のためにするのではなく、それを見る他人のためにするものです。

 

そうして仕事に取り組む私たちの姿勢を、メンバーは参考にします。 

私たちは、メンバーの見本としての自覚を持って、仕事に取り組んでいます。