株式会社Rememberの取り組みについて

株式会社Remember代表・前川航太朗からの情報発信です。

人がより良く変わるために一番必要なもの

人がより良く変わるために一番必要なものについて、

今回は私の考えというか、ひとりごとを記します。

 

弊社Rememberに関わるすべての人を観察していると、

人間的に成長している方たちには共通の特徴があります

 

それは、

素直(すなお)である」ことです。

 

素直である人は「素直さ」を持ち合わせています。

「素直さ」を私たちは以下のように定義しています。

 

「素直さ」とは、

今までの自分にない新しい価値観や考え方を受け容れて、

それを自分に取り入れて実際に行動に移すことのできる能力です。

 

◇◇◇

<人間が持つ自由意志と個人我>

 

地球上の大自然の中で生まれたあらゆる生命は、

例外なく時間と共に変化・変容を続けています。

 

例えば、植物は自然のサイクルに従って変化を続けています。

春は芽吹き、夏は花を咲かせ、

秋には実を落とし、冬は次の芽吹きのためにエネルギーを静かに充たす。

 

植物は、大自然の流れに身を委ねているので、

自分だけは時期をずらして咲きたい、というような

自由意志」は持ち合わせていません。

 

植物は究極的に「素直な」生き方を体現しているのだと思います。

 

その一方で、

私たち人間は「自由意志」を持ち合わせているので、

この事が個人我を作り出す要因ともなっています。

 

例えば「変わりたいない」「好き嫌い」「こだわり」などの、

個人の価値観や考え方(個人我)を持つことが可能となり、

その結果、変化・変容を受け容れないという選択をすることもできます。

 

この個人我の在り方によって、

幸福に生きることもできれば、辛く苦しく生きることにもなりえます。

 

もし今、その個人我によって生きることが辛く苦しいのだとしたら、

自分の価値観や考え方(個人我)に偏りがあることを受け容れて、

より良い方へ変化・変容していくことが必要なのかもしれません。

 

◇◇◇

<素直さと個人我は反比例の関係性>

 

素直さと個人我は反比例の関係性があると思っています。

 

素直な人は、

個人の価値観や考え方の偏り(個人我)が少なく、

 

素直でない人は、

個人の価値観や考え方の偏り(個人我)が多いのだと思います。

 

例えば、本を読んで何かを学んだり、

自分にとって必要な助言をされたり、

セミナーなどで良い教えを聞いたとします。

 

この時に、「良いことを教わったぞ。すぐに実践してみよう。」と

実際に行動に移すことのできる人は、素直な人です。

 

反対に素直でない人は、頭では理解しているのだけれども、

必ずそれを取り入れない言い訳をして、結局のところ実践しません。

 

個人我がさらに強い人になると、

学んだことや教えへの反発、批判や悪口などにも発展することさえあります。

 

素直な人はこのチャンスを活かして、

自分をより良い方へ変えることができますが、

 

素直でない人は、個人我が邪魔をして、

自分をより良い方へ変えるチャンスを失っていきます。

 

◇◇◇

<私が人事で気をつけていること>

 

私たちの施設では、これまで説明したような

素直さと個人我の関係なども皆にお伝えしています。

 

Rememberで伸びるスタッフ、メンバーは

やっぱり素直な人なんです。

 

逆に、Rememberで伸びない人は、

やっぱり個人我が強い、素直でない人なんです。

 

素直でない人は、単に伸びないだけでなく、

組織全体にとってマイナスの影響を与えることが時折ありました。

 

この教訓を活かして、最近の人事に関わる面談では、

スタッフの採用や、サービスを利用するメンバーとの面談では、

私が確認することは、

素直であるか、人間的に成長したいか。

この一点の確認をしているのです。

 

優秀かどうかでなく、素直かどうかを見極めるのです。

何よりこの一点の確認が重要だと思っています。

2017.7.22 「ご家族の会」を開催しました。

2017.7.22

毎月開催している「ご家族の会」。

いつもは事務所で行っていますが、

今回は「ココカラファーム」の現場で行いました。

 

「ご家族の会」は、以下の目的で開催しています。

 

①私たちの活動の理念とビジョンをお伝えすること。

②当事者本人の支援のために必要なご家族との情報交流を行い、

 信頼関係を構築すること。

③参加されるご家族同士の交流を持っていただくこと。

 

さて、本日の会には、16名のご家族様に参加いただきました。

 

まず、僕から、活動の理念と今後のビジョンをお伝えし、

その後、農業専属スタッフから農場の説明と続きます。

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 ご家族の皆様には、その後、

畑の見学と、実際に野菜の収穫を体験していただきました。  

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収穫したいただいた野菜です。

喜んでお持ち帰りいただきました♪

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参加されたご家族の皆様からの感想の一部を載せておきます。

 

◯現在の取り組み、将来的なビジョン等のお話を聞かせていただき、

 多方面からの角度で考えていらっしゃるのでとても感心致しました。

 スタッフの皆さんの心配りに感謝しております。

 

◯毎回お話を聞いて安心しています。

 将来の心配をして眠れない夜もありましたが、ココカラに通所して

 道が見えてきた思いです。

 

◯移動中の車の中で、他の親御さんとお話させていただき、

 いつもとはまた違った交流ができて嬉しかったです。

 

◯本当に子供たちの事を考えてくれているんだなと思い安心しました。

 

◯ビジョンを持って活動を広げられていくことは大いに結構です。

 畑の方は、大人の夏休みのような蝶のいる畑での野菜摘みは、

 時間を忘れるのどかな一時でした。

 

◯親なき後の子供たちの生活には不安がありましたが、

 理想的な将来を示していただけて、頼もしい気持ちです。

 協力できることがあれば、お手伝いさせていただきたいです。

 娘が楽しく生活できるように、家でも支えていきたいです。

 

毎月1回となりますが、「ご家族の会」を今後も開催していきます。

事業②:農業部門「ココカラファーム」

 Rememberでは、以下の3つの事業を行っています。

 

障害福祉サービス部門「ココカラ」

② 農業部門「ココカラファーム」

③ コミュニティ部門「remember(仮称)」※2018年から開始予定

 

3つの事業はすべて関連性があります。

今回のブログでは、②の「ココカラファーム」についてお伝えします。

  

◇◇◇

<ココカラファームの概要>

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(写真上)ココカラファームの一部風景

(写真左下)オクラの花と実

(写真右下)ホーリーバジル

 

茨城県水戸市那珂市城里町において、

休耕地を無償でお借りして耕作を行っています。

 

化学肥料を用いない有機無農薬栽培です。 

現在は畑作のみで、作付品種は40種類以上。

 

現在の農地の規模は合計すると約2ヘクタールです。

稲作は来年から開始したいと思っています。 

 

農業の師の方々から教えていただきながら、

全員が素人同然から始めています。

 

私たちは「祈り」を大切にしています。

私たちの行っていることは「祈り農法」と勝手に名付けています。

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大自然への畏敬の念。

あらゆる生命・微生物への感謝。

土地を使わせていただけるご縁への感謝。

 

「私たちの元で育った野菜を口にした方々が健康となり、

喜びと感謝のエネルギーで満たされますように。」

 

こうした想いを大切にして、

私たちは農業を行っています。

 

すると、素人が作っているのに、

何故か野菜が本当に美味しいのです。

祈り」は大切だと思っています。

 

また、今後は、農作物の生産(1次産業)だけでなく、

加工(2次産業)、販売・サービス(3次産業)までを含めた

総合的な6次産業のモデルを構築していきます。

 

具体的には、農作物や加工品の販売を行う直売所の運営や、

オーガニックの飲食店運営なども行っていきます。

こうして、多くの方を雇用できる環境づくりを行っていきます。

 

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(写真上)毎日「ココカラ」で提供しているお昼ごはんです。 

     材料のほとんどはココカラファームで採れた野菜です。

 

◇◇◇

 <ココカラファームの目的>

 

ココカラファームの目的は2つあります。

1.「ココカラ」に集まってきてくれた方たちの雇用創出のため

2 . コミュニティ部門「remember」の食糧自給のため

 

◇◇◇

<1つ目の目的:雇用創出を行う理由>

 

前回のブログ記事で書かせていただいたので、引用します。

 

〜〜〜以下、前回ブログからの引用〜〜〜

 

ココカラに来て、本気で成長したいと頑張っている人たちは、

例外なく、立派な働き手に成長していきます。

 

しかしながら、社会には偏見があり、ひきこもり歴や障害歴があるだけで、

雇ってもらえないということが、本当に多く見受けられます。

 

また、障害者雇用を行っている企業でも、

彼らの「人間性」を尊重するのではなく、

障害者雇用率達成のための数字としてしか見てくれない

企業さんはかなり多いというのが実情です。

 

このため、私たちは、

ココカラに集まって来てくれたメンバーたちの力を集めて、

きちんと雇用し事業化することを目的として、

農業部門「ココカラファーム」を立ち上げました。

 

若い働き手の不足問題がよく社会問題で取り挙げられていますが、

それは障害や孤立者に対する偏見をなくしていけば、

緩和されていくと思います。

 

障害福祉サービス部門「ココカラ」を開設してから、

まだ2年8ヶ月と月日は短いながらも、

スタッフ19名、メンバー70名、合計90名ほどの組織となっています。

 

しかも、毎月確実に増え続けています。

これだけの潜在的な働き手が、本当は存在しているのです。

ただ、彼らと一般社会とのミスマッチが生じているだけなのです。

 

私たちは、障害福祉サービス部門「ココカラ」によって、

こうした働き手が集まる場(環境)を創っているのです。

 

◇◇◇

<2つ目の目的:コミュニティ部門の自給自足>

 

2018年から活動を開始する予定の

コミュニティ部門の食糧自給が2つ目の目的です。

 

コミュニティ部門では、

誰もが安心して生活することができる環境づくりを行います。

 

政治や経済の動向に左右されない、

たとえ東日本大震災のような災害が起きたとしても

安心して生活することが可能なコミュニティづくりを目指します。

 

人間が安心して生きていく上で、最低限必要とされるのは、

「衣・食・住」が担保されていることだと思います。

 

その中の「食」を保証することが、

ココカラファームの目的の一つでもあります。

 

コミュニティ部門「remember(仮称)」の詳細に関しては、

次回ブログで詳しくお伝えします。